こんにちは!
京都三条御幸町・アーユルヴェーダサロンShinSenです🌱
前回のブログでは、アーユルヴェーダのリトゥチャリア(季節に合わせた過ごし方)についてお伝えしました。
夏を快適に過ごすため、暑さをクールダウンしてくれる食物をご紹介しましたね🥒
本日は、夏におすすめヨガの呼吸法をお伝えします🧘♂️
夏に最適!涼しくなるヨガの呼吸法「シータリー呼吸法」
「シータリーとは、サンスクリット語で”熱を冷ます””冷却”という意味です。シータリー呼吸法は夏のピッタを下げるのに最適です。
消化を助け、身体を内側から冷やし心を落ち着かせてくれます。
〈シータリーの呼吸法〉
ヨガの呼吸法の多くは「鼻から吸って鼻から吐く」という呼吸法が一般的ですが、シータリー呼吸法は「口から吸って鼻から吐く」という呼吸法です。冷たい空気を取り入れて、体内の温かい空気を排泄します。
1 自分の楽な姿勢で座ります。舌を少しだけ口から出してそのままストローのように筒状に丸めます
(できない人は舌を出すだけでOK!)
2 「シー」と音をたてながら、ゆっくりと舌を通して冷たい空気を吸い
ます。
(口から胸に吸い込みます)
3 肺の中に冷たい空気が満たされていくのを感じながら、口を閉じて、
息を止める
(慣れないうちは省いてもOKです。)
4 両鼻からゆっくりと息を吐いて、吐ききる
1〜4を3、4回繰り返し行います。
※無理はせず、呼吸が苦しくなったらすぐに自然な呼吸に戻してください。
舌を通して冷たい空気を吸い込み、鼻から体内に溜まった温かい空気を吐き出していく感覚です。口から空気を取り入れるのできれいな空気で行うのがおすすめです。
シータリーの呼吸法をすると
・夏のピッタ(火)の要素を下げる
・体の熱を取り、内側から冷やす
・消化を助ける
・心(神経)を落ち着かせる
・免疫力を上げる
・のどの渇きを抑える
・眠気を覚まし、頭をスッキリさせる
・血液の浄化
・夏バテ防止
などが期待できます💡
夏の猛暑の中、体温を一定に保とうとして自律神経がフル稼働することで自律神経の乱れを引き起こすことが夏バテの原因と考えられます。また、空調による冷えや、暑い屋外との温度差も自律神経を乱れやすくします。
また、夏は熱中症対策として水分をこまめに取る必要があります。つい、清涼感を感じる冷たい飲み物を取りがち。内臓を冷やしてしまいます。内臓が冷えると胃腸の働きが低下し、消化力も衰え食欲不振になりがちです。内臓の冷えは大敵❗️
シータリー呼吸法は上記のような自律神経の乱れを軽減してくれたり、喉の渇きをやわらげる事が期待できます。つまり、自律神経の乱れを抑え、冷たい飲み物の取り過ぎによる内臓の冷えを軽減することに繋がるんです。
大切なのは、ご自身の内面に意識を向けてみる事👀
すると、日々の些細なご自身の変化にも気づく力が高まります。
自分の体の声に「気づく力」を高め、アーユルヴェーダの知恵を生かして
夏に合わせた過ごし方を!
そして、この夏を元気に乗り切りましょう🌻