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Ayurvedic life column

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アーユルヴェーダ的秋の過ごし方 晩秋編

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こんにちは!
三条御幸町・アーユルヴェーダサロンShinSenです🍁

あっという間に10月に突入❗️
ここ数日は朝晩とすっかり冷え込みましたね。そして、今日は比較的暑い1日に。
ここ最近は、地球環境の変化のせいか”移りゆく季節”ではなく”急速に季節が変化”するようにも感じます。

みなさま、そんな週末いかがお過ごしですか?
本日は、前回に引きづつき(おさらい)アーユルヴェーダ的に秋の過ごし方をお伝えしたいと思います。

夏から秋へ。体も衣替えを

ようやく朝夕が涼しくなり、日中との温度差が出てくる秋🍁
秋は乾燥が気になる季節。そして、ヴァータが身体に増える季節です。


夏に比べると過ごしやすくなりますが、湿気の多い夏から風が吹くようになる秋。

少しずつ晩秋に向けてヴァータの影響を受け、空が高くなったり食欲が戻ってきます。
その反面、ヴァータの症状で風邪をひきやすくなったり、急に疲れが出てきたり、痛みが出たり
セルフケアが欠かせない季節です❗️

アーユルヴェーダでは初秋はピッタの影響をうけやすく、
10月半ばまでは、夏(熱の質であるピッタが上がる季節)に身体の中に蓄えたピッタが、涼しくなりヴァータ(風の質)に煽られてが勢いを増し、ピッタが乱れがち。夏に溜めた体熱を放熱するために、冷性の夏野菜(トマト、キュウリ、梨など)をとりながら、体の火照りをとります。夏の間に溜まった体熱を解毒させることが大切!

初秋は、夏のピッタを整えつつ、ヴァータの乱れにも気を配りながら過ごしましょう。
ピッタは食事の仕方で整え、ヴァータは生活リズムに注意をしながら整えていくのがおすすめです。
夏バテの回復は、秋に向かって大事なことですが、日中の暑さが残っているピッタヴァータの時期に、”食欲の秋”と食べ過ぎると消化器系に負担をかけてしまうので注意しましよう。

季節の変わり目であるこの時期は、お天気・1日の気温も変わりやすく、体調を整えるのが難しいとき。解熱、排毒しながら夏から秋への体の衣替えをしましょう!

10月後半からは冬のヴァータの季節が到来。

晩秋からヴァータをケアして、寒さと乾きに備えましょう

晩秋は空気が乾燥して、朝晩の涼しさからヴァータが増え始め体も心もヴァータの影響をうけやすくなります。少しずつ日が暮れる時間も早くなり、冬に向かってさらに日も短くなりますね。そして、乾いた冷たい北風が吹き気温が下がってきます。この頃から冷えて乾燥しやすくなるので、オイルトリートメントは欠かせません!オイルで耳や全身マッサージをして美肌と深眠に備えましょう!アーユルヴェーダ的冬支度ですね。

晩秋からは「甘味・酸味・塩味、油性、温性」で心も身体も温かくヴァータケアを

どんどん空気が澄み冷たく乾燥してくるので、身体が冷えてこわばらないように温かく油性を含んだ飲食をおすすめします。冷たい風にあたらないように、衣服も温かみのある素材や暖色系の色がいいですね。

食については、夏の名残であるピッタとヴァータをバランスする味は甘み。
少し安定感のあるものをとりましょう。

実りの秋に収穫されるお米も甘味のある食材としてピッタとヴァータのバランスに最適です。
秋の旬のものを食に取り入れるのは、とってもおすすめ。
その他、さつまいも、お米、レンコン、まつたけ、まいたけ、ゴボウなどなど。

きのこ類全般はたんぱく質や脂質が多く、カロリーは低いため食欲の秋の食べ過ぎにも◎
ヴァータをバランスするための栄養素もありこの時期にあった食材です。

甘味:自然な甘味のサツマイモやお米
塩見:お漬物・醤油
酸味:食材を三杯酢にして
重性:煮物や炒め物
油性:パサついたものをしっとりさせたもの
温性:温かいもの

など晩秋からの食に取り入れることで、体の中から冷えや乾燥を防ぎましょう。


上記のように、秋はヴァータが増えていく季節。
ヴァータにある空と風の要素が優勢になり軽くなります。この時期のポイントは❗️

・太陽の光を浴び、服装を暖かくしさらに運動などで身体に熱を与え、十分な質の良い睡眠をとりましょう。(短時間でもぐっすり眠る)
・休息をちゃんととる。
・食べ過ぎない(特に夜)
・入浴で発汗しながらよく温まる。
・オイルトリートメントを行う。
・無理をしすぎない。

温かいものを食べ・飲むようにしましょう。そして、お肌にもヴァータの影響があるので丁寧な肌のケアが大切です。
過ごしやい季節ですが、動き過ぎや食べ過ぎに注意して、さわやかな秋を満喫しましょう🍄

アーユルヴェーダは、あなたの身体や心のサインに早く耳を傾け対処することが大切だと言われています。
季節の変わり目である秋に、ご自身のお身体の状態に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?