ご予約はこちら

Ayurvedic life column

Ayurvedic life column

お白湯ってすごいんです💡

Share on

こんにちは!
京都三条御幸町・アーユルヴェーダサロンShinSenです🌱

今日は知らなきゃ損損❗️意外と知らない”白湯の力”についてお伝えしたいと思います。

白湯とは…

白湯とは、水を沸騰させ不純物がとりのぞかれたものです。

アーユルヴェーダにおいて白湯は、最強の毒出しドリンク言われています。
それは白湯を飲むことで、身体によいことが沢山期待できるからなのです✨

アーユルヴェーダには、風(ヴァータ)火(ピッタ)水(カパ)という3つのエネルギーがあり、すべてのものがこの3つのエネルギーで成り立っているという考え方があります。
白湯は…水を火にかけて沸かすことで、カパ=水である湯の中に火=ピッタと気泡が生まれ風=ヴァータのエネルギーが加わり3つの要素が揃うのです。そのため、白湯を飲むことで体内のバランスも整えられると考えられています。

そう!白湯はこの3つのバランスが整った最強のドリンクなんです。

 

では、具体的にどんな身体にいいことが期待できるのでしょうか⁈

(1)消化を助ける
白湯を飲み体を温めることにより、胃腸全体が温まり活性化して消化力が高まります
消化力が高まると、食べたものがちゃんと消化されきちんと栄養素として体の中で使われる(エネルギーになる)ので、健康的な体になります。
逆に、消化力が弱いと胃腸に老廃物が溜まってしまい、便秘や肌荒れなどの原因になります。

(2)便秘の解消
アーユルヴェーダでは、便秘はヴァータ(冷えと乾燥、不規則な性質)の過剰から引き起こされると考えられます。
温められた内蔵機能は活性化するため、胃腸の消化促進に繋がります。
消化が促されれば老廃物の排出がスムーズになり、体内の余計な物の排出が促されやすくなり、便秘の解消につながります。

(3)基礎代謝を上げる
基礎代謝とは体を動かさなくても生命を維持するために消費されるエネルギーのことです。
内臓温度が1度上がることで基礎代謝は、約10%も上がります。白湯で胃腸が温まり、体内の熱が増え基礎代謝が高まるのです。これにより、血液のめぐりが良くなり、冷え性の改善や脂肪燃焼が期待できます。

(4)デトックス効果
身体が温まると血流やリンパの流れが良くなり、体に溜まっている老廃物や余分な水分を排泄してくれます。これにより、血液がサラサラになったり、むくみの解消が期待できます。
先述の通り、白湯は消化力を高め体内に残っている未消化物(アーマ)を溶かし流します。そして代謝をあげて燃やしやすい身体を作ってくれます。

(5)美肌効果
アーユルヴェーダでは、消化不良が肌トラブルを引き起こすと考えられています。つまり、肌がキレイな人=腸がキレイな人!
白湯は腸の毒素を浄化・排出を促してくれるので、腸内環境が改善され肌トラブルの軽減が期待できます。血行が改善されることで肌全体に必要な栄養素を送り込み、キメの整ったキレイな肌が期待できます。


まとめると!
体を温めることで、内臓機能の向上や血液の循環が良くなります。そして胃腸の活性化、免疫力アップ、体内デトックスなどに繋がると考えられるのです💡


■白湯の作り方

  1. やかん(または鍋)に水を入れ、強火にかける。
    ☆出来たら風のエネルギーを取り入れるために換気扇をまわします。
  2. 沸騰しはじめたら蓋をとり、大きな泡が立つくらいの火加減にして
    役10分沸かし続ける。
    ☆水道水のカルキも抜けて飲みやすくなります。
  3. 火を止めてコップに白湯を入れ、50℃~65℃(フーフーしないと飲めない温度)まで冷ましてすするように飲む
    *飲む時の白湯の温度は、季節や体調で調節しましょう。
    *残った白湯は保温ポットに入れて、好きな時に飲んでください。

<注意点>
白湯に冷たい水を入れて温度を下げたり、一度沸かした白湯沸かし直しはNGです。


■白湯を飲むときのポイント

☆1日に飲む量は800㎖〜1000㎖
1度に飲む量はコップ一杯(150ml~200ml)が適量です。
一口ずつ10分~20分くらいかけて飲むことが理想的。
また、朝つくった白湯を保温ポットに入れて水分補給として日中に飲むのがよいでしょう。ただし、無理は禁物!体調に合わせて飲む量は調節をしましょう。
*むくみやすい方は、飲みすぎないように!喉の渇きを感じたら飲みましょう。

☆朝起きたら目覚めに飲む
朝起きたら、歯磨き・舌磨き後にまずは一杯。夜のうちに溜まった毒を洗い流し、消化を促してくれます。
起床後15分以内、朝食の30分以上前に飲むのが理想ですね。

☆食前、食事中をしながらすするようにゆっくり飲む
消化機能の向上に繋がるので、食前・食事中の飲み物として白湯を飲むのもGood!
食べた物の栄養素をスムーズに吸収してくれます。

☆就寝前
寝る前に白湯を飲むことで、心も体もリラックスできます。温かい飲み物を飲むと体が温まり自然な睡眠の誘導に繋がります。
就寝30分以上前に飲みましょう。

1日の目安は800㎖〜1000㎖ですが、体質や体調また季節に合わせて飲む量は調節しましょう!


ただ水を温めたシンプルものだからこそ、すんなりと身体に入っていき、体調を整てくれる白湯。
まずは朝の一杯だけでも習慣化してみてください。
きっと体調に嬉しい変化を実感できますよ😆

胃腸の冷え・自律神経の乱れからくる冷えも体の中から温めることで改善されると言われています。”白湯”を飲んで内臓から体を温め、代謝と血流アップ、そして免疫力あげていきましょう〜🎶